本文へスキップ
 第2回 Free Medical Eye Camp 2010 in Namo Buddha   

今年もチベット人、ヒマラヤの民そしてネパール人の為にアイキャンプに行ってきました。
今年のテーマはSMILE ^−^。日本から11人、ネパール人スタッフ6人が参加してきました。今回は去年と異なり、眼鏡処方も行い、また一番の目標であった日本と同じ医療を受けさせてあげたいと言う心から、白内障の機械を日本から持って行き、超音波による白内障手術を行ってきました。発電機を使用し成功することが出来ました。
合計 外来550人、手術67人、メガネ処方237人に行ってきました。


ボランティアご希望の方は、
earthkaya@yahoo.co.jp までご連絡下さい。

   まず空港に到着です。仕事の関係で夜中のタイ航空便が一番便利。たくさんの機械、目薬を詰めて行きます。たくさん寄附を下さった点眼薬の会社の方々ありがとうございます。
そしてご考慮下さったタイ航空の西日本営業部長様を始めタイ航空の方々本当にありがとうございます。
 
外来
 到着後次々と準備にかかります。各自自分たちで考え機械を組み立てます 。各ZONEはすべて眼鏡、製薬会社の寄附により成り立っています。
皆様ご協力本当にありがとうございました。
 
       
眼内レンズ測定ZONE      眼鏡ZONE             手術室ZONE             薬局ZONE
 
   
当日9時開始にもかかわらず朝8時すぎた時点で多くの患者がすでに待っていた。 
    受付、視力検査を早めに始めてもらいアイキャンプ開始。
受付、視力検査、各部署の通訳はすべて僧侶がボランティアでしてくれました。
    外来は3ヶ月の滞在で習得したネパール語を頼りにがんばりました。
もう無理!!と思った場合は左の僧侶がばっちり通訳。
そして右の中村看護師は去年に引き続き2回目。さっさと患者を連れてきます。さすがです。
   薬局では患者への説明を2人でがんばってくれました。
片言の英語でも心があれば通じる物です。
   メガネZONEは日本語ペラペラのORTさんマンジュさん。そうです。日本で免許を取ったのです。彼女と私たちの病院の検査部長を30年以上も務めた徳田検査部長で確実に眼鏡処方していきます。日本人にでも難しい眼鏡処方。お疲れ様でした。
     前処置ZONEでは国際協力という夢を持っていた小野藤君。A社に入ったのもそのプログラムがあったからとのこと。今回彼の意見を聞き感動した私。こういう風にきちんと考えている若者がいるんなだなあ。と改めて実感しました。そして彼の強い意志で会社からではなく、ボランティアとして参加したいという意志を受け入れ参加OK。さすが餅は餅屋。点眼はベテラン。眼内レンズの用意も完璧にしてくれました。
そして看護師は処置してもらった患者さんをOPE室にきちんと誘導してくれます。
手術室では

                
手術室準備OK!!!普段は彼女たちは    2列で手術を行いました。          慣れない器具で手術を行います。また術中何度も
病棟の看護師さん達。でもきちんと    今回、他のアイキャンプでは        電気が消えます。このときネパールの停電は12時間で
お仕事、器具を覚えて出してくれました。 ほとんどしない日本と同じ機械、術式   した。発電機を使いがんばりました。
                         で小切開の白内障手術を行いました。
     術後は病棟回診に行きます。痛みがある患者を診ていって声をかけます。ネパールの人は手を合わせてありがとうと言ってくれます。
医師になってよかったと思う瞬間です。
一番大切な心を思い出させてくれます。
  術翌日は病棟から僧侶が案内し診察に連れてきてくれます。 
  
翌日診察は病棟看護師さん。毎日日本でしているので手際よく洗眼してくれます。そして診察後、点眼をきちんと袋にいれて手渡してくれます。 
     術後、本当に明るく見えて喜んでくれたおばあちゃん。私たちにずっと感謝の心を行ってくれて皆で写真。右はおじいちゃんがずっと手を合わせて喜んでくれました。私たちについてきてずっとお礼を述べてくれました。
ありがとうございます。来年からの私たちの活力になります。
   3日間終了後、外で。皆でお疲れ様ーーーーと。
本当にがんばりましたね。ボランティアの方々もありがとう。。。
     今回ポロシャツをデザインしてくれた松尾看護師ありがとう。彼女はいつもこのようにかわいいデザインを作ってくれます。
そしてこのように僧侶のボランティアがなければ成功はありませんでした。
彼らチベット寺院僧侶のあたたかい心に感謝です。
    僧侶は私たちのご飯を用意してくれたり、患者さんのご飯も運んでくれます。薬なども全部彼らが面倒を見てくれます。
そのため我々がアイキャンプで疲れても休憩することが出来ます。
本当にありがとう。
   

チベットの診察脈診もしてもらいました。なんか当たっててどきり。としました。また私たちもスリット検査の使い方を教えて来ました。
いつかはチベット人がチベット人を助けられるようになるようにがんばりましょうね。 
本当に楽しくそしてやさしく接してくれた彼らです。
     そして寺院の敷地内も案内してくれました。いろいろ特別なところを見せてもらいました。
     夜はティーチングや楽しいふれ合いの企画をしてくれて心休まります。
そして感謝の気持ちに仏像をLAMAが皆に贈ってくれました。皆感動して思わず涙ほろりしてしまいましたね。
     最後はネパール人も皆集まり、セレモニーが。お香やカターをかけてもらいまた涙でした。
   最後は門の所で集合写真。ありがとう!!また来ますね!!!
   アイキャンプは日本の病院を休んで行きます。長く滞在出来ないんです。だから、翌日飛行機までひたすらおみやげを買って、かけずり回りました!!皆様お疲れ!!また来年!!

 
 
 
 
 
inserted by FC2 system